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コラム COLUMN

お口ぽかん・口呼吸は成長の大敵?誰も知らないお口ぽかんの怖さ

お口ぽかん・口呼吸の子ども私たちは本来、鼻で呼吸すべき生き物です。激しい運動をした後などは息が切れて、口呼吸になってしまいますが、それが常態化すると、さまざまな悪影響が生じるからです。今回はそんな成長・発育の大敵である口呼吸の怖さについてわかりやすく解説します。

口呼吸が習慣化すると起こること

◎お口周りの筋肉が衰える

口呼吸をしていると、正しい唇、頬、下の使い方が出来なくなってしまうため、口腔周囲筋が衰えて口周りの筋肉の発育も阻害されます。その結果、唇を閉じることができなくなって富士山型の唇の形や噛む力がつかず食べ物をしっかり噛むことが難しくなります。

◎顎の骨が成長しない

口を閉じない、よく噛めない、よくしゃべれないと、顎の骨の成長も止まってしまいます。それは舌の使い方が上手にできなくなってしまうためです。舌はスポットと言われる上顎についているのが正しい状態です。しかし、口呼吸が習慣化すると、舌が上顎につかず、顎に適度な刺激がいかないため、顎の幅や大きさが不十分となり、歯並びまで悪くなってしまうのです。

◎虫歯・歯周病のリスクが上がる

鼻には天然の加湿器のような機能が備わっているのですが、口にはそれがありません。口で呼吸していると、口腔内が乾燥して細菌が繁殖しやすくなり、虫歯・歯周病のリスクが上昇します。ちなみに、乳歯の虫歯が重症化したり、多発したりすると、永久歯の発育にまで深刻な悪影響が及びます。

まとめ

このように、口呼吸にはデメリットしかありませんので、一刻も早く改善することが望ましいです。とくにお子さまの口呼吸は、成長・発育に与える影響があまりにも大きいため、適切な時期にきちんとなおす必要があります。そんな子どもの口呼吸に悩まれている方は、当院の小児歯科までご相談ください。

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